「ENEOSサンエナジーが自宅に飛び込み営業に来たけどどんな会社なんだろう?」
突然の訪問営業が来ると分からないことが多く、不安や不信感があると思います。
私自身も自宅に
ENEOSサンエナジーと名乗る会社の訪問販売が来て、
太陽光パネルの提案を受けました。
この記事ではその経験と感想をお伝えしていきます。
・ENEOSサンエナジーという会社が太陽光パネルの訪問販売に来た
・ENEOSサンエナジーは怪しい会社?
・太陽光パネルを提案されたけどどうすればいいか分からない
こんな方はぜひ参考にしてみてください。
ENEOSサンエナジーは怪しい会社ではない
結論:ENEOSサンエナジーは怪しい会社ではなさそうです。
皆さんガソリンスタンドの「ENEOS(エネオス)」は聞いたことがあると思いますし馴染みがあると思います。
株式会社ENEOSサンエナジーは、ENEOS株式会社が100%出資するグループ会社です。
今回の記事ではENEOSサンエナジーの
太陽光パネル・蓄電池の訪問販売について
の内容をお伝えしていきますが、会社の事業内容としては
石油製品・化学品の販売、再生可能エネルギー、電気・ガスの小売り
などをしている会社になります。
本社は東京都にあり、全国16か所に支店・営業所・出張所があるようです。
太陽光パネル=怪しい会社というイメージがどうしてもある方多いと思いますが、決して怪しい会社ではないようです。
代理店が訪問販売にやってくる
ENEOSサンエナジーはいくつかの代理店と契約しているようで、実際に自宅に訪問し太陽光パネルについての話をするのはその代理店の営業マンになります。
ちなみに我が家に訪問に来たのは
株式会社SCエージェントという会社の営業マンです。
販売代理店なので、服装もENEOSのロゴが入った服を着ていて、名乗る時もENEOSサンエナジーの者ですと話していました。
名刺にも「株式会社ENEOSサンエナジー」そして下のほうに小さく「株式会社SCエージェント」と記載してありました。
私自身がSCエージェントの営業マンの話を聞いた印象としては、
特に怪しいとか、押し売りなど気分の悪い対応をされたりということはなく、
優しく、紳士的な対応だった印象です。
もしかしたら違う代理店や違う営業マンによっては気分の悪い対応をされたり、
またはそもそもENEOSサンエナジーと代理店契約をしていないのに
ENEOSという名前を使用して訪問する悪質な業者
もいるかもしれないのでそこは注意が必要です。
最初にエコキュートやガス給湯器の無料点検を提案してくる
今回ENEOSサンエナジーの訪問販売が来て太陽光パネルの話を聞いてみたのですが、その流れをご説明します。
①飛び込み営業にくる
②給湯機器の無料点検をオススメされる
③「給湯機器点検」と「ガスコンロ清掃」
④「太陽光パネル・蓄電池の提案」
⑤後日結論を聞きに来る
こんな流れです。
一つずつ詳しく説明します。
①飛び込み営業にくる
まずは飛び込み営業で家のピンポンが鳴ります。
これは他の太陽光パネルの会社や太陽光に限らず他の商品を扱う会社も一緒でよくある方法ですよね。
玄関の扉を開けるとENEOSというロゴをとにかく見せられるので、
『知っている会社』というイメージになります。
そしてまずは、
災害のときにでも使用できるガソリンスタンドの場所は知っていますか?
この話題から始まりました。
そして、
家から一番近い、災害時でも給油ができるガソリンスタンドの場所を
ENEOSの服を着た人から教えてもらいました。
飛び込み営業で来た初対面の人なのでどこか半信半疑の部分はありましたが、
『ENEOSの会社の人から災害時に使用できるガソリンスタンドの場所を教えてもらった』
ので特に迷惑だとも思いませんでしたし、嫌な気分になったわけでもありません。
②給湯機器の無料点検をオススメされる
そしてそこから、
自宅の給湯器の水抜き方法知っていますか?無料で点検を実施しています。
と話題が変わっていきます。
ガス給湯器やエコキュートの点検、キッチンのガスコンロの汚れの清掃なども無料で実施しているようです。
そこで点検を了承すると、点検する日時を決めることになります。
また後日、別の担当が点検に来るとのことです。
別に給湯器の調子が悪いわけではありませんでしたが、冬の時期の凍結防止のために水抜きのやり方は知らない。。。
しかも給湯器は外にあるからすぐに終わるだろうという気持ちで了承しました。
③後日「給湯機器点検」と「ガスコンロ清掃」
そして給湯機器の点検の日になると、前回飛び込み営業で来た営業マンではなくENEOSの服を着た別の営業マンの人が来ました。
そして家の外にある給湯器の水抜きのやり方を教えてもらいました。
それが終わると、
水抜きをしたのできちんと水とお湯が出るか確認させてください
と言われ家の中に入り蛇口からお湯がしっかりと出ているかの確認です。
この時私は、このしくみを考えた方は頭いいな思いました。笑
営業マンとしてはなんとか家の中に入って商品などの提案をしたいはずです。
それを【給湯器の点検をして、動作の確認のために自宅に入る】という太陽光パネルとは関係のない別の手段で家の中にスムーズに入ることができるんです。
そこから自宅に入り、お湯がしっかり出るかの確認。
そしてガスコンロの汚れのお掃除をしていただきました。
「太陽光パネル・蓄電池の提案」
ガスコンロの清掃が終わって、ここからが本番です。
会社の紹介と商品の紹介ということでテーブルの上で資料などの説明が始まります。
太陽光パネル・蓄電池の提案を受けます。
・電気代が削減できること
・災害時に他の家が停電や避難所での生活をしていても自宅で家族と過ごすことができること
・将来的には資産になる
様々なデータから試算がされていって、数字の根拠や導入のメリットのお話を聞きます。
それから条件として
・初期費用が0円になる枠(件数に限りがある)
・家の構造的にパネルを取り付けることが可能か
・保証がしっかりとつけられるのか
などいろいろ条件があるので太陽光パネル・蓄電池を説明を受けた金額や発電量で実際に導入できるかどうか施工会社などにも確認が必要になるようです。
正直、私自身勝手に「太陽光パネルは怪しい」というイメージがあったのは事実です。
しかし話を聞いてみると一昔前とは違ってパネルが故障したときの保証が15年とか20年とかあるのは驚きでした。
ちなみにこの時、家の図面を求められたので渡して営業の方は図面の写真を撮っていました。
他人に家の図面を渡していいのかどうか迷いましたが、家の構造や屋根の大きさが分からないと太陽光パネル設置の試算などができないので渡しました。
悪用されていないことを願います。
施工会社などの確認も含め、もちろん当日には太陽光パネルを導入するかどうかの結論は出さずにまた後日結論を聞きにくるとのことです。
⑤後日結論を聞きに来る
1週間後くらいにあらかじめ約束していた日時に再度ENEOSサンエナジーの代理店の営業マンが来ました。
私の家は先に話した初期費用0円、パネルを設置できる、保証がつくなどの条件を無事に満たしているようでした。
あとは導入するか、しないか。
私の結論は
導入せずに見送りということに決めました。
理由は、
・私は素人なので知識が乏しく、説明を受けた試算の数値が本当かどうか分からなかったから
・15年以上経過したあとじゃないとパネルの金額の元がとれない
・災害のときに役立つには太陽光パネルプラス蓄電池も設置が必要
・災害のときに役立つのは電気のみでガスや水道は別だと気付いた
などの点です。
金額だけで考えると電気代は安くなったりあとから浮いたお金が収入になるとはいえ、
元がとれるのが15年、、、
と考えると少しギャンブル性が高いかなと思いました。
災害のときだけで考えると、たしかに電気は蓄電池を設置すれば使えるんですが
ガスと水道は結局使えるわけではないということに気付いたからです。
以上のような理由で私は今回は太陽光パネルと蓄電池は設置しないことにしました。
最終的には自分の頭で考えよう
今回はENEOSサンエナジーという会社が飛び込み営業に来て、そこから太陽光パネルの提案を実際に聞いてみた流れをご説明しました。
・ENEOSサンエナジーが怪しい?怪しくない?
・太陽光パネルは設置したほうがいい?設置しないほうがいい?
などいろいろな解釈や選択があったなかで、
目の前の営業マンや資料の数値だけを鵜呑みするのではなく、
自分で調べたりして自分なりの考えを持つことが大切なのだと感じました。
だから飛び込み営業で訪問販売に来た人を怪しい!と決めつけるのは良くないし、
太陽光パネルは設置したほうが得!と決めつけるのは良くないと思います。
飛び込み営業に来た人の会社を調べたり、実際に話を聞いたりして自分の頭で考えて判断する。
太陽光パネルを設置するメリット、デメリットを聞いたり、自分で調べたりした上で自分の価値観や家の状況を考えて判断する。
聞いた話や入ってきた情報をそのまま信じるのではなく自分の頭で考えて判断するということが大切です。
太陽光パネルの話を聞いて気付いたこと
私は今回最終的には「太陽光パネルは設置しない」という結論になりましたが、
今回のことがきっかけで気付いたのは
『災害の時の対策はある程度しておいたほうがいい』ということです。
ENEOSサンエナジーの営業の方の説明で
「太陽光パネル・蓄電池を設置すれば災害のときに停電になっても避難所に行かず自宅でいつも通りに家族と暮らすことができますよ」
というお話がありました。
ですが、これは電気だけの話になると思います。
私の自宅はオール電化ではないので
「電気」と「ガス、水道」
は分けて考えなければいけません。
緊急時に頼れる電力を供給!【ポータブル電源】だから太陽光パネル・蓄電池を設置したとしてもガスと水道が止まっていたら普段の生活ができるとは限らないと感じました。
自然災害は(特に地震)いつ起こるか分かりませんし、いつ起きてもおかしくありません。
数日間ライフラインが断たれたとしても家族みんなが生活できるくらいの最低限の防災備蓄品は自宅に保管しておいたほうが安心だなと感じました。
防災士監修の防災グッズ44点セット【まとめ】
・ENEOSサンエナジーという会社は怪しい会社ではない
・ENEOSサンエナジーの代理店が太陽光パネル・蓄電池の訪問販売に来る
・給湯器の無料点検からの流れで太陽光パネルの商品提案の話になる
・話を聞いた上で自分の頭で考えて判断することが大切
・災害時のために防災備蓄品はある程度揃えておいたほうが良さそう
ENEOSサンエナジーの訪問販売の話を実際に聞いてみての経験と感じたことをご説明してきました。
もし同じように太陽光パネル・蓄電池の訪問販売に来られてどうすればいいか分からないという方は
参考にしていただければと思います。
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