【デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか】要約と感想~日本人もヒントを得よう~

本の要約・感想

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今回ご紹介する本は

【デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか】

です。

幸福度や国際競争力などのランキングでいつも世界の上位にいるデンマーク。

この本を読むと、そんな「デンマーク人」の考え方や働き方が分かります。

私たち日本人にも活かせる『幸福度の高い生き方』や、『成果が出る働き方』のヒントが得られるかもしれません。

◎こんな人にオススメ

・限られた時間で仕事の成果を出す方法が知りたい

・様々な国際ランキングで上位のデンマーク人の思考が知りたい

・働き方、人間関係、社会のしくみはどうなってる?

こんなことが知りたいあなたはぜひ本書を手に取って読んでみてください。

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【デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか】

タイトル:【デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか】

著者:針貝有佳

出版社:PHPビジネス新書

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【要約】心の声に耳を傾ける

著者の針貝有佳さんはデンマークに移住して、デンマーク人の夫と結婚しデンマークの文化を発信している方です。

そんな針貝さんが午後4時半過ぎに子供を保育施設に迎えに行くといつも保育施設はほぼ空っぽ。

すでに子供のお迎えは完了している家庭がほとんどだったそうです。

そこで、

「デンマーク人はほんとにきちんと働いているのか?」

「いったいどんな働き方をしているのか?」

という疑問を持ち、調べたのが本書ということです。

デンマークが世界から注目されている理由

デンマークは様々な国際ランキングで上位に来ているため、いま世界から注目されているのだそうです。

・幸福度

・国際競争力

・デジタル競争力

・貧困率の低さ

など上位にランクインする常連国。

特に「国際競争力ランキング」は22、23年と2年連続で1位とのこと。

それでいてデンマークの首都コペンハーゲンは『ワークライフバランス』を実現している都市ナンバーワン。

【競争力】という名のつくランキングで上位なのに、

イメージとしてはその反対にある【ワークライフバランス】も上位。

これすごいことですよね?

自分を大切にして、他人を大切にして人生の喜びを感じることに時間を使う。

プライベートを犠牲にして仕事を頑張るのではなく、あくまでも『ライフ』を充実させるために『ワーク』をしている。

それがデンマークなのです。

デンマークが高い競争力でパフォーマンスを発揮できるポイントは、

『変化する力』を持っていること。

デンマーク人がワークライフバランスに優れているのは、

心の声に耳を傾けて『人生の優先順位』が決まっているから。

デンマーク人の『時間の使い方』

午後4時に帰宅しているのに、成果を出せるデンマーク人はどんな時間の使い方をしているのか?

ポイントをまとめていきます。

・仕事の付き合いはない(同僚や部下と飲み会などはしない)

・会議は終了時刻が決まっている、延長もしない

・意思決定の人数が少ない(上司の承認やダブルチェックを減らす)

・退社時間を決めて仕事する

・会社はフレックスタイム制を活用している

・夫婦で役割分担する

・外見や形式にとらわれず仕事の成果にフォーカスする

・こまめに休憩する

・週に1日はいつもと違うことをする

・長期休暇取得が当たり前

プライベートの時間を優先するという覚悟があるので、

少ない時間で仕事を進める工夫や会社の仕組み、

そして夫婦間の役割分担、スケジュール調整が徹底されています。

仕事以外の時間や休日が多いのでそこに余白が生まれる。

それが生活を豊かにしたり、アイディアが生まれて仕事に活かすという好循環を生み出している印象があります。

世間にとらわれずに自分の生き方(時間の使い方)は自分で選択しているという感じです。

デンマークの『人間関係』

限られた時間で仕事での成果を出すデンマーク人。職場のどんな人間関係が高い生産性を生むのか?

仕事の人間関係のポイントをまとめていきます。

・全員が「一度決めた計画は変更になるのが当たり前」という意識がある

・失敗を受け入れてくれる風潮がある

・部下を信頼したマクロマネジメント(必要以上に干渉しない)

・行動に問題があるときはストレートに注意する

・上司が失敗したときも部下に素直に謝る

・上下関係を気にせず話しかけやすい雰囲気がある

・清掃員でも新人でも対等に意見を聞く

・我慢しすぎないで思ったことは言う

・自分も無理をしないし、相手にも無理をさせない

・社員の関心と適性を見極めて組織を作る(適材適所の人員配置)

日本はどちらかというと『なるべく失敗しないように』

そして『上司から言われたことを確実に遂行していくことが重要』という風潮がありますよね。

他人(上司)の顔色を気にしながら仕事を進める。

こんな人間関係が多いのではないでしょうか?

一方デンマークは失敗を受け入れる風土。

むしろ失敗というプロセスに価値があるという考え方。

上司でも部下でもお互いに言いたいことは言う。

どんな立場の人でもフラット。

そしてどんな立場の人でも無理をしないし無理をさせない。

こんな人間関係が日本とは大きく違う部分なのではないでしょうか?

デンマーク人の『仕事観』

国際競争力が世界ナンバーワンのデンマーク人はどんな仕事観・キャリア観を持っているのでしょうか?

仕事観・キャリア観のポイントをまとめていきます。

・どんなに仕事が忙しい人でも第一優先はプライベートライフ

・自己成長や挑戦のために仕事がある

・自分の関心に沿って職業を決める(会社名や給料で進路は決めない)

・仕事に自分なりの意味を求める(働く企業の社会的意義はなにか)

・『転職歴』はあったほうが良い(柔軟に挑戦できる人という考え)

・転職をポジティブに捉えて、キャリアプランは考えない

・社会貢献できる自分でいることが大切

自分自身の成長や興味関心、いかに社会に貢献できる自分か。

など他人ではなく自分に対してベクトルが向いている印象です。やはり人生(ライフ)があっての仕事(ワーク)というところが軸。

自らの関心に沿って仕事をするのでデンマーク人の転職回数も2017年の時点で平均7回ほどだそうです。

しかも適材適所を求める企業にとってもこれを評価している風潮があります。

このあたりの仕事観や社会的なしくみが生産性の高いパフォーマンスを生み出せる秘訣なのではないかと思います。

【感想】社会のモノサシと教育

様々なことに対して日本とは捉え方が違うなと感じました。

たとえば、

『失敗』に関していうと

「失敗することはダメなこと」

こんな風潮が日本にはまだありますし、自分もそう捉えてしまいがちです。

『転職』に関しても、

最近はだいぶ転職が当たり前になってきましたが少し前までは、

「すぐ仕事を辞めて転職するのはダメなこと」

「一つの会社で長く働くのがいい」

こんなイメージがあったと思います。

きっと社会全体がそのような価値観だから、

自然と各家庭で子供への教育もその価値観のモノサシで子供が育てられてきたのだと思います。

そしてその価値観の子供が大人になっていく。

という循環でいまの日本があります。

本書にもデンマークの生産性の高い働き方のルーツは「教育」であると書かれていました。

たしかに教育が大切だと私も感じました。

・職場内や家庭内でも失敗を受け入れる

・失敗したからこそ分かることがある

・失敗(プロセス)も評価される

このような考え方の環境だと社会全体がもっとチャレンジに溢れて、新しいものが生まれると思います。

せっかく現代は情報が得やすい世の中だから、

どこかの国の本を読んだり、動画を見たり、実際に海外に行ってみたりして、自分や日本の当たり前を疑ってみる。知らないことに触れてみる。

そしてそれを周りの知人や子供に伝えてアウトプットしてみる。

こんなことが大切なんじゃないかなと思いました。

【行動】生活に「余白」をつくる

自分自身は「ライフ」を充実させるための「ワーク」という意識は忘れないようにしているつもりですが、仕事が忙しくなるとどうしても帰宅時間が遅くなったりとワーク中心の生活になることがあります。

だからつねに「余白時間」をつくるように心がけたいです。

本当に必要なことはなにかを考え、不必要なことは思い切って捨てる。

・早起きする

・残業を少なくする

・有給休暇を取得する

そして、できた余白で

新しい知識を取り入れる、関心のあることに触れる、いつもと違う選択をしてみる。

具体的には

・読書する

・運動する

・家族みんなでご飯を食べる

・子供と遊ぶ

・行ったことのない場所に行ってみる

こんなことに時間を使うのが「ライフ」を充実させて生産性の高い「ワーク」につながるのかと思います。

【まとめ】

『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』の要約と感想をまとめました。

自分の『ライフ』を充実させるためにデンマーク人の

・時間の使い方

・人間関係

・仕事観

を参考にしてみるのもいいと思います。

もちろん日本とデンマークでは文化や価値観が違う部分があるので急に100%同じように仕事を進めて同じような働き方をするのは難しいかもしれません。

【会社】とか【世間】はそう簡単に変えられるものではないですね。

しかし、自分自身の価値観や行動は変えることができます。

または、家族がいる方は自分の奥さんや子供への接し方を変えることで家族の価値観や行動にも影響を与えることはできるかもしれません。

まずはなにか1つだけでもアウトプット(書く、話す、行動する)をしてみてください!

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