【最高の体調】要約と読んだ感想~まずは体調を整えよう~

本の要約・感想

※記事内にプロモーションを含む場合があります

スポンサーリンク

今回ご紹介する本は

【100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した 最高の体調】です。

この本には最高の体調になるヒントが書かれています。

本書に書いてあることを実践すれば生活している中で自分の本来のパフォーマンスを最大限に発揮できるような最高の体調を手に入れることができるかもしれません。

◎こんな人にオススメ

・なんだかいつも体調が悪い

・集中力がない

・不安やイライラすることが多い

・疲れやすい

このような人は、本書を読んで一つでも自分の生活の習慣を変えてみるのはいかがでしょうか。

体調不良や精神的な不安なども改善できるかもしれません。

スポンサーリンク

【最高の体調】

タイトル:100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した 最高の体調】

著者:鈴木祐

出版社:クロスメディア・パブリッシング

オーディオブック配信サービス – audiobook.jp

【要約】現代人が抱える大半の問題は「文明病」だった

著者の鈴木祐さんは約10万本の科学論文を読み、600人を超える海外の学者や専門医に取材を重ねヘルスケアををテーマにした本を執筆している方です。

本書の内容も科学的な論文に基づいて書かれていますので信ぴょう性があると言っていいと思います。

現代人が抱える様々な問題は「文明病」が原因としています。

文明病とは・・・近代社会の変化によって引き起こされる現代人特有の病気や症状のこと

比較対象として狩猟採集民族の暮らし「現代人の暮らし」が度々紹介されています。

例えば【肥満】という現象を一つとっても、

現代人はカロリーを摂取しすぎていて運動不足。いつでも好きな食べ物が手に入るし場合によっては動いたり移動しないくても自宅まで食べ物を運んでくれる。

・狩猟採集民族は何キロも移動して動き回って狩りをして獲物を得たらみんなで分けて食べる。

この現代人と狩猟採集民族の差が【肥満】を生み出しています。

これが文明病ということです。

その中で「炎症」と「不安」という2つを大きなテーマとしてそれぞれの問題や解決策について書かれています。

①炎症 体の炎症レベルを低くする(風邪、メタボ、うつ病などすべて炎症反応である)

「腸」・・・腸内環境を整える(発酵食品や食物繊維を積極的に摂取して発酵食品や食物繊維を積極的に摂取する)

「環境」・・・自然を取り入れる(公園、太陽光、観葉植物、アウトドア)、友人との良好な関係を作る(信頼できる友人との接触時間を増やす、合唱サークルなどみんなと同じ行動をとれるコミュニティに参加する)

「ストレス」・・・良質な睡眠を確保する、適度な運動をする、スマホ・SNSから離れる

②不安 現代の「ぼんやりとした慢性的な不安」は現代人のパフォーマンスを低下させている

「価値」・・・未来の不安を減らすために人生における価値観を理解して日々の暮らし・行動をしていく(自己分析)

「死」・・・死への不安を減らすために畏敬の念をもつ(壮大な自然、世界観が変わるようなアートに触れ合う)、自己観察する(マインドフルネス)

「遊び」・・・仕事、育児、勉強などをいかに遊び化できるかが幸せな人生を送るカギ。ルール化とフィードバック化。自分の価値観から未来に向けたタスクを決め日々実践する、記録する、自問自答する。

これらの中で手軽にできる一歩として、

炎症については「自然とふれあう」

不安については「価値の設定」

をまずは実践するといいとされています。

そしてそもそも人類は「長寿と繁栄」のために進化してきたので「幸福とか不幸」という概念は進化の過程に関係がない。

その中でも幸せな人生を送る方法は自分の体調が改善されたら、次は人の役に立つことだ。と書かれています。

【感想】すべての土台は健康だと思う

私がこの本を読んだ理由は生きていく上で大切なことは【健康であること】だと思ったからです。

なにをするにしても体調が悪いとやりたいことができません。

すべての土台が【健康】だと考えます。

例えばお金を稼ぎたい!とか趣味のキャンプに行きたい!とか子供と一緒に遊びたい!と思っても

自分の体調が悪いと残念ながら全力で楽しめません。

まずは最高の体調を整えることで自分のやりたいことができるスタートラインに立てるということです。

その中で本書は最高の体調を得るための具体的な実践方法まで分かりやすく書いてあったので日々の生活に取り入れやすいと感じました。

特に【自然】【運動】に関しては本書を読む前から大切だと理解していましたが、それがやはり人生において重要な要素なのだと再認識しました。

そして現代人が誰しも感じる特徴である「ぼんやりとした不安」に関しては

毎日の行動に『意味』が必要なのだと知りました。

一度自分の価値観を明確にして具体的に目標とかやりたいことを決めていく。

それに向かって今日一日なにができるか、どんな行動をしていくか。

ということが不安を和らげる第一歩なのだと認識しました。

『不安』って気持ちのことなので最高の体調とはあまり関係のないことなのかと思っていましたが、

やはり精神的なことも体調に密接に関わっているということで運動とか睡眠とか体のことだけではなく、

メンタルの部分もしっかりとできることをやっていきたいと感じました。

【行動】自然とのふれあい・価値観の設定をする

せっかく本を読んでも行動しないと意味がありません。

自分自身ができる行動をまとめていきます。

・発酵食品を意識して摂取する(納豆、キムチ、ヨーグルト)

・食物繊維を意識して摂取する(ゴボウ、海藻、キノコ、リンゴ)

・自然との関わりを増やすこと(観葉植物を置く、公園・キャンプ・山・海に行く)

・友人との関わりを持つこと(趣味の集まりなどに参加する)

・良質な睡眠(睡眠時間を最低7時間確保しなるべく暗い環境で眠る)

・週2日以上は運動すること

・価値観を理解しそれに沿った行動をとる(本書の価値評定スケールを実践する)

・マインドフルネス(皿洗い、掃除、食事などのときはひたすらそれに集中する)

・作業にはインターバル(休憩)を取り入れること

・自分がやったタスクを記録しておくこと

すべてを一気に取り入れようとせず、少しずつ生活の中に習慣化させていけるようにしていき自然に実践できている状態にしていきます。

本書にも手軽に始められる第一歩は

炎症に関しては「自然とふれあう」こと。

不安に関しては「価値観を設定」すること。

と書いてあるのでまずはそこから取り組んでいきます!

【まとめ】

生きていく上で健康がすべての土台となるので、本書の中からなにか一つでも自分がやっていないことを取り入れてみれば最高の体調に近づくことができると思います。

私自身もしっかりと行動していきたいと思います。

本書には様々な論文の内容や実例が書かれています。

そして【実践ガイド】という形でそれらを生活の中に取り入れるには結局なにすればいいの?というところまで丁寧に書かれているので、詳しく知りたいという人はぜひ実際に手に取って読んでみてください!

オーディオブック配信サービス – audiobook.jp

コメント