近年は全国各地で毎年のように災害が発生しています。
いつ起こるか分からない自然災害に備えて最低限の防災グッズを自宅に準備しておくのは重要です。
この記事では、
災害時に必要な防災グッズ10選
をご紹介していきます。
ぜひ参考していただければと思います。
東日本大震災を経験
というのも私自身、2011年3月11日の東日本大震災を経験しました。
津波の被害もなかったし、
避難所にも行かずに自宅で過ごすことができたにもかかわらず、
・停電は約1週間
・ガスと水道も約3~4日停止
という生活をしました。
当たり前だった日常が一瞬で変わってしまいました。
電気が1週間止まり、ガスと水道も3~4日止まると完全に非日常な過ごし方になります。
今回はこの時の記憶と経験も踏まえて防災グッズをご紹介していきたいと思います。
防災グッズリスト『10選』
・水
・食料
・ラジオ
・ランタン、懐中電灯
・救急セット
・モバイルバッテリー
・カセットコンロ
・衛生用品
・現金
・防寒または暑さ対策
①水
飲料水と生活で使う水が必要ですが、理想は飲料水を1人当たり3ℓ×3日分は準備しておくのがいいと思います。
しかし自宅の保管場所も考慮して邪魔にならない程度にとりあえずペットボトル数本あればいいと思います。
飲食に使う水はもちろん必要ですが、
水が止まると
・お風呂も入れない
・水洗トイレも流れない
・手を洗うこともできない
・歯みがきしてうがいもできない
こんな状態なので生活する上で使う水もある程度必要です。
ちなみに東日本大震災の時は、
数日後には近所に給水車が来てくれましたし、実家だったのでトイレを流すのは井戸水、近くの山に流れる比較的きれいな沢水をペットボトルで汲んで生活用水に使っていました。
②食料
保存ができるレトルト食品やカップ麺など1人当たり3日分は確保しておくといいと思います。
こちらも保管場所などを考慮して無理のない数を用意しておきましょう。
東日本大震災のときは配給された食料や早めに再開してくれたスーパーなどがありとても助かりました。
コンビニやスーパーはもう営業できる状態ではないので善意で店員さんが昼間の明るい時間だけ販売してくれたりといったような感じでした。
③ラジオ
東日本大震災のときはラジオをかなり活用しました。
テレビがつかない、スマホもそこまで普及しているわけでなかったし携帯電話の充電もできない。
世の中どうなっているのかがほとんど分かりません。
ラジオを情報源として使っていました。
④ランタン、懐中電灯
LEDランタンなどがあれば便利です。
交換用の電池やソーラーなどで点灯する電気なども準備しておくといいと思います。
東日本大震災の時は実際にはろうそくに火をつけて生活していました。
これはいま考えると火事のリスクがあるので危険ですね。
あとは家庭用の発電機がもしあれば電気の問題はクリアすることもできます。
いつでも、どこでも、頼れる電力を!【PECRON (ペクロン) ポータブル電源】⑤救急セット
万が一、ケガをしてしまった場合に絆創膏や消毒液、風邪薬や頭痛薬なども準備しておくと便利だと思います。
⑥モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを準備しておくと万が一停電が長引いたとしてもスマホが使用できるのでとても便利です。
東日本大震災の時は停電が1週間も続くとは思っていなかったので、携帯電話のバッテリーは途中で切れてしまい携帯電話は数日使用できませんでした。
震災当時の2011年からと比べても現在はスマホはなくてはならない便利なものになっていますので持っておくといいと思います。
充電の問題も家庭用の発電機がもしあれば便利ですね。
いつでも、どこでも、頼れる電力を!【PECRON (ペクロン) ポータブル電源】⑦カセットコンロ
ガスが止まった際に便利です。
食事を作れるのはもちろんですが、東日本大震災の時はお風呂も入れないのでタオルをお湯につけて体を拭くという日々が続きました。
オール電化の家の方は特に電気が来ないとIHも使用できないのでカセットコンロは準備しておくといいと思います。
交換用のボンベも忘れずに数本置いておきましょう。
⑧衛生用品
タオル、マスク、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウエットティッシュなどもまとめて準備しておくといいと思います。
⑨現金
停電になるとキャッシュレス決済が使用できないこともあるので、ある程度の現金を常に用意しておいたほうが良いと思います。
⑩防寒または暑さ対策
地震はいつ起こるか分かりません。夏なのか冬なのか、朝なのか昼なのか夜なのか。
エアコンが使用できなくなるので防寒、暑さ対策はある程度しておきましょう。
【防寒対策】なら毛布、上着、マフラー、カイロなど。
【暑さ対策】ならうちわ、ハンディ扇風機、汗拭きシート、帽子やTシャツの替えもあるといいと思います。
なるべくまとめて保管しよう!
防災グッズの保管場所はなるべくまとめておくといいです。
そして家族みんなが場所を知っておきましょう。
災害時はなかなか落ち着いて行動できなかったり、大きな地震の場合は家の家具や食器、物が散乱します。
もちろん紹介した全てのものを一か所に置いておくのは難しい家庭もあるとは思いますが、防災グッズはここ!とある程度はまとめて置いておくと家の中が散乱していても落ち着いて探すことができるでしょう。
ちなみに一つのリュックにまとめて防災グッズが入っているものを置いておくのも便利です。
防災グッズなら防災士店長が厳選した39点セット【ディフェンドフューチャー】まとめ
私自身の東日本大震災の時の経験も交えながら災害時の防災グッズをご紹介しました。
当たり前の生活が一瞬で非日常になる可能性があるんだと東日本大震災の時に身をもって思い知らされました。
そしてその後も毎年のように日本全国で様々な災害が発生しています。
いつ起こるか分からない災害なので日常を守るため、家族を守るために最低限の防災グッズは準備しておくようにしましょう!
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